「パリパリキューブで火事にならないか心配…」
「パリパリキューブが安全か実際に使っている人の話を聞きたい」
パリパリキューブを購入する前に、火事のリスクや安全性について知っておきたいですよね。
実際、火事のリスクについて書いてあると不安になったり、脂身とかで引火しないか心配したりしました。

結論、パリパリキューブは正しく使えば火事リスクが低く、安全な生ゴミ乾燥機です!
本記事では、パリパリキューブで火事のリスクが低い理由や、火事を引き起こす原因について解説します。
3年愛用していて、生ゴミ処理の手間がだいぶラクになり、本当に買って良かったです!
また、火事を起こさないためのポイントもお伝えするので、ぜひ最後までご覧ください。
パリパリキューブの火事リスクが低い3つの理由


パリパリキューブの火事リスクが低いといえる理由は、以下の3点です。
- 60〜80℃の温風で運転する
- スプーンやつまようじを一緒に入れても故障しない
- SJET認証・CE規格の安全評価を受けている
それぞれの詳細について、解説します。
60〜80℃の温風で運転する
パリパリキューブは60〜80℃の低温の温風で運転するので、火事のリスクが低いです。



「生ゴミを温風でパリパリにさせるなら相当熱いのでは…?」
とイメージするかもしれませんが、意外と低温なんですよね
低温といわれてもピンとこない人もいると思いますので、温風を使用する家電製品の温度を比較表にしてみました↓
家電製品 | 温度 |
---|---|
パリパリキューブ | 60〜80℃ |
ドライヤー | 100〜120℃ |
温風ヒーター | 120〜140℃ |
熱風調理器 | 〜200℃ |
比べてみると、パリパリキューブが低温なのがよく分かります。
低温であれば火事のリスクも低いですし、普段使用するときもヤケドしにくいので安心です。
他の家電製品は本体ごと熱くなるものもあるので、使った後も触らないよう注意しなければなりません。
パリパリキューブなら、小さいお子さんのいる家庭でも、ヤケドの心配が少ないのは嬉しいポイントです。
スプーンやつまようじを一緒に入れても故障しない
パリパリキューブは、スプーンやつまようじ、骨・貝殻が入っていても発火せず製品が故障しない仕組みです。



お弁当のおかず入れフィルムと一緒に処理したことがありますが、大丈夫でした!
生ゴミ処理機の中には、かくはんするための刃や羽根が付いている下記製品もあります。
- パナソニック家庭用生ごみ処理機
- 日立家庭用乾燥式生ごみ処理機
- 生ゴミ処理機「GYUTTO(ギュット)」
硬い物があると刃や羽根で処理しきれず、火事や故障に繋がるため「異物は除去して」と記載してあります。
生ゴミの処理をラクにしたいから使うのに、分別しないといけないのは面倒です。
それに、できるだけ触らずに処理したいものです。
パリパリキューブなら分別不要なので、とってもラクに処理できますし、ズボラさんこそ使うのをおすすめします。
SJET認証・CE規格の安全評価を受けている
パリパリキューブは、SJET認証・CE規格の安全評価を受けているので、火事のリスクが低いです。
SJET認証とは、電気製品安全法によって日本国内で販売される電気製品の安全性を保証する認証のことです。
電気製品の火災・感電・その他の危険から、消費者を守るための基準に基づいて評価されます。
CE規格とは、EU市場で販売される製品が安全性、健康、環境保護基準に適合していることを示す規格です。
CEマークのない製品は、EU市場で販売できません。



第三者機関から安全評価を受けているのは、安心ですね!
ちなみに、生ゴミ処理機で人気の「ルーフェン」の安全評価について、公式サイト・取扱説明書を調べました。
しかし、ルーフェンでは第三者機関からの安全評価を確認できませんでした。
消費者に向けて情報を開示している点でも、パリパリキューブが安全で信頼できるといえるでしょう。
パリパリキューブで火事を引き起こす原因3選
パリパリキューブで火事の原因となる行為は、以下の3つです。
- 発火性の高い物を入れている
- 濡れた手で操作している
- 電源コードやプラグの扱い方が正しくない
いくら安全性の高いパリパリキューブでも、使い方を誤れば火事のリスクがあるので注意してくださいね。
発火性の高い物を入れている
パリパリキューブでは、以下のような発火性の高い物を入れると、火事のリスクが高まります。
- 油分を含んだキッチンペーパーやティッシュ、布類
- 小麦粉などの粉体類
- 油類、石油類、アルコール類
- 火薬、薬品類
- マッチ・ライター



発火・火災・爆発の危険性があるため、絶対に入れないでください!
取扱説明書P.10にも、「死亡、火災、重大事故の恐れあり!」と明記されています。
火事を起こさないためにも、分けて処理しましょう。
基本的に、家庭で出る生ゴミなら乾燥処理できます。
【乾燥しやすいもの】
ご飯・麺類
小さく切られた野菜・果物の皮
野菜くず・果物くず
【乾燥しにくいもの】
お菓子・果物など糖分を多く含むもの
カレーなどペースト状のもの
小さく切られていない野菜
肉類・魚類・揚げ物など油分を多く含むもの
パリパリキューブを使用する前に、必ず取扱説明書を読んでおきましょう。
濡れた手で操作している
パリパリキューブを濡れた手で操作していると、火事の危険性が高まります。
取扱説明書P.3には「感電、ショート、火災、けが、故障等の原因になります」と明記されています。
たとえば、電源プラグの抜き差しやスイッチの操作を濡れた手で行うと危険です。
生ゴミをかごに入れて、洗った手を拭かずに操作してしまう…というシーンも想像できます。



「ちょっとだけなら大丈夫だろう」と油断していると、火事のリスクを上げてしまうので気を付けてください…!
キッチンでは水や火を扱う環境のため、火事に対する注意が特に必要です。
また、パリパリキューブは屋内用のため、外に設置したり雨にさらしたりしないようにしましょう。
パリパリキューブで乾燥させた生ゴミを有機肥料として使うなら、外に近い方が便利かもしれません。
しかし、火事のリスクを考えた時に、本体が濡れそうな場所に置かず、濡れた手で操作しないのが大切です。
電源コードやプラグの扱い方が正しくない
電源コードやプラグの扱い方が正しくないと、火事の原因になります。
たとえば、以下のような扱い方には注意してください。
- 電源コードを傷つける
- 電源コードを引っ張って抜いている
- 傷んだ電源コード・プラグを使用している
- 緩んだコンセントを使用している
- 電源プラグにホコリが付いたままになっている
- たこ足配線で使用している
パリパリキューブ以外の家電製品でも、同じ扱いをしていないでしょうか。
日常のシーンでついやってしまうこととして、以下が考えられます。
- コンセントまで手を伸ばさないといけないから、ついコードを引っ張って抜いてしまう
- 電源コードが他の物の下敷きになっていることに気付いていない
- コードやプラグが傷んでいることに気付いていない
- 他の家電製品もあり、たこ足配線にしないと間に合わない
1度コンセントに接続したら刺しっぱなしにしがちな方は、コードやプラグの状態を把握する機会も少なくなります。



月1回はコードやプラグの状態を確認して、丁寧に扱いましょう!
パリパリキューブで火事を起こさない安全な使用法3つのポイント
パリパリキューブを安全に使う方法は、以下の通りです。
- 設置場所に気を付ける
- 使用前に安全を確認する
- 定期的にメンテナンスをする
火事を起こさず長く使い続けるためにも、ぜひ参考にしてみてください。
設置場所に気を付ける
パリパリキューブを安全に使うには、設置場所に気を付けましょう。
取扱説明書による推奨は、下記の通りです。
- 壁から20cm離して、本体上部は開放空間である
- 直射日光が当たらない屋内である
- 水平で床面の強度がある
- 本体落下の恐れがない
- 風通しがよく、ほこりがたまらない
- 消防隊進入の障害にならない
消防隊に関しては、業務用で使用する場合の注意喚起でしょう。
また、下記のような場所はNGです。
- 軒下やカーポートなどの屋外
- 湿気やホコリのたまりやすい場所
- 畳や絨毯の上
- コンロやストーブなど火器や暖房器具の近く
- アルコールやプロパンガスなど引火しやすいものの近く
キッチンには家電製品や収納が多いので、ものをアレコレつめてしまいがちです。
パリパリキューブを設置するついでに、整理しておくとスッキリしてさらに見栄えも良くなりますね。



デザイン性の高いパリパリキューブを置いて、よりオシャレなキッチンにしましょう!
使用前に安全を確認する
パリパリキューブを使用する前に、安全を確認するのも大切です。
- 初めて使用する際は、試運転をする
- 脱臭フィルターのシールをはがしている
- 本体周辺が結露していない
- 本体に袋やカバーなどがかぶさっていない
- 処理室内部の開口部・吸気口・排気口がふさがっていない
使い始めは気を付けられますが、慣れてくると「大丈夫だろう」と確認を忘れてしまいがちです。
また、脱臭フィルターは交換が必要で、フィルターをはがすのを忘れて運転してしまうこともあります。
忘れないようにするために、確認のタイミングを決めておくと習慣にできるのでおすすめです。
- スイッチを入れる前
- 電源プラグを刺す時
- 生ゴミを本体に設置した時など



特に初めて使用する際は、安全確認を十分行いましょう
定期的にメンテナンスをする
パリパリキューブを定期的にメンテナンスすると、火事のリスクを抑えて安全に長く使用できます。
取扱説明書によるメンテナンスの推奨は、下記の通りです。
【本体・処理室内】
乾燥処理後、水で濡らし軽くしぼった柔らかい布で水拭き
洗剤を使用する場合は、台所用洗剤を柔らかい布に浸してしぼり、拭き取り
【バスケット・受け皿】
運転終了後、柔らかい布やスポンジで水洗い
洗剤を使用する場合は、台所用洗剤を使用する



ちなみに、食器乾燥機・食器洗浄機は使用できません
また、パリパリフィルターの脱臭フィルターは4〜9ヶ月に1回の交換が目安です。
交換時期でなくても、臭いが気になるようでしたら早めに交換してください。



うちでは、2〜3回使った後や臭いが気になる時に、ゴミ受けと網の部分を洗っています
フィルターも推奨通りの時期に交換しています
洗うのをサボるとすごく汚くなってしまうので、定期的に洗いましょう。
もしもパリパリキューブで火事になった時の対処法
気を付けていても、火事が起こる可能性は0ではありません。
万が一、パリパリキューブを使用していて火事になった時は、次のように対処しましょう。
- 可能であれば、電源を切ったりブレーカーを落としたりしましょう
- 安全な場所に避難し、119番に通報しましょう
- 規模の小さい火災で、安全が確保されていて消化器などがあれば、消火を試みます



冷静な対処と、安全の確保が最優先です
対処法に困った際は、119番に通報して、指示をもらうと安心できます。
火事を起こさないようにするためにも、日頃から安全に使用して、メンテナンスを心がけましょう。
パリパリキューブの火事に関するよくある質問
よくある質問を以下にまとめました。
- 普段のお手入れ方法はどうしたらいいですか?
-
本体は拭き掃除、バスケットや受け皿は水洗いや食器用洗剤で洗いましょう。
お手入れをサボると、臭くなってしまいます。
食器乾燥機や食器洗浄機では洗えないので、注意してください。
- おすすめの設置場所はどこですか?
-
水平で直射日光が当たらない屋内に設置しましょう。
また、壁から20cm離して、本体上部は開放空間にしてください。
- パリパリキューブに投入できないものは何ですか?
-
油分を含むものや発火性の高い物を入れると、火事のリスクが高まります。
スプーンやつまようじ、骨・貝殻は発火せず製品が故障しない仕組みになっています。
また、乾燥しやすい・しにくいものがあるため、取扱説明書を参考にしてみてください。
まとめ:パリパリキューブで火事にならないよう取扱説明書に従おう!
パリパリキューブは、低温の温風で生ゴミを乾燥させる便利アイテムです。
取扱説明書をよく読んで正しく使用・お手入れすれば、火事のリスクは低く安全に処理できます。



自分だけでなく、家族にも安全に使う方法を伝えておくとより良いですね
パリパリキューブを買ったおかげで、ゴミ箱を開けた時のイヤ〜な臭いが軽減しました。
さらに、週2でパンパンになっていたゴミ袋が週1に減り、有料のゴミ袋を購入する頻度も減りました。
初めて使った時は「こんなにちっちゃくなるんだ〜!」と感動!
生ゴミの処理でお困りでしたら、ぜひパリパリキューブを使ってみてくださいね。
コメント